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2020年09月21日

SEKONICの露出計

フィルムカメラで撮影をする際の欠かせないアイテム、単体露出計についてのお話です。
多くのカメラには元々露出計が内蔵されていますが、私が日頃使用してるローライやハッセルなどの古いカメラには露出計が内蔵されていない為、単体露出計を持ち歩く必要があります。

15年愛用のSEKONICのL398は、黒い革のケースに包まれた卵型の可愛らしいボディに、光を取り込む白い球、数字の書かれたダイヤルと銀色のボタン…と、とてもシンプルな作りです。ボタンを押すと赤い針が振れ、針に合わせてダイヤルを回すと、絞りとシャッタースピードの組み合わせが一目で分かるという優れもの。

この、一目で分かるというのがとても重要で、写真の勉強を始めたばかりの頃は、露出を理解するのに苦労したのですが、単体露出計で計測すれば、あらゆる絞りとシャッタースピードの組み合わせを一度で読み取れるので、理解を深めるのにとても助けられました。

今では、ある程度経験則から露出を割り出すこともありますが、カチッとボタンを押しダイヤルを回して、答え合わせをする様な感覚で使用しています。
カメラと同じくらい大事なアイテムの露出計。これからも永く大切に使っていきたいと思います。

フィルムカメラ女子の動画でも、チラッと露出計が登場します。ぜひ、注目していただけたら嬉しいです。


岩﨑 智奈津

2020年09月16日

8月の早朝、ずっと見てみたかった蓮を撮影してきました。
雨上がり後、曇り空からの晴れ空となり、様々な表情の蓮を
見ることができたので撮った写真でフォトムービーを作ってみました。

ぬかっている土から根を張って空へ空へと伸びていく蓮。
ぷっくりとした丸みの中にはどんな世界が詰まっているのだろうと思える蕾。
力強さを持ちながらも優雅に咲く姿。

光を通して見える美しい葉の葉脈。
種をつけた花托が黄色、緑、茶色と変化していく姿。

蓮の神秘的な生命力の世界にすっかり魅了されました。


Chika


2020年09月01日

滑り台

(公園管理者の許可を得て、撮影(商用)公開しています。)

長い梅雨が明け、今年は遅い夏となりました。
まだ梅雨の最中、雨が上がると長靴をはいて外へ出て水たまりへまっしぐら。
手をひいてもらいながらだった公園の滑り台、今ではもう一人ですいすいのぼって滑っていきます。
こどもの旺盛な好奇心と吸収力にこちらが刺激をうけることがよくあります。

春から取り組んでいる動画制作、大人になると新しいこに挑戦することを構えてしまいがちですが、興味の赴くまま挑戦するこどもたちの姿も追い風となり、とりあえずやってみようという気持ちで始めました。

スクールのオンライン授業を有効に活用し、コロナ禍で様々なことが止まった状況にあるなか、今新しいことに挑戦していること、将来自分の中の大きな何かにつながると信じ育んでいきたいと思います。
小林